(有)日建電気産業

〜宮古島紹介〜


宮古島市活性化のための一提言
―人材育成の視点から―


先日、「夢実現!行くぞ甲子園!宮古島応援団」の皆さんがにぎやかに会社を訪問してくれました。今月中旬ごろ、石垣の甲子園出場の話を引いて宮古の子供たちの優秀さや可能性をテーマにした新聞投稿をしましたが、その内容に対して会の皆さんからも評価をいただけたようでうれしく、野球の話を含め、様々な地域の問題について語り合いました。
会の皆さんと話し合う中、普段から地域の皆さんやご父兄から聞いているように、実際にすでに今年の中学3年生の優秀な野球部員に本島からのスカウトが来ているという話がでました。私も投稿の中で述べたように、地域の子どもたちを地域で励まし支えながら育てたい、高校まではぜひ親元で安心して練習に励んでほしい、という思いは皆同じだということで、喜んで協力したいとお伝えしました。
 皆さんから身に余る評価をいただいた前の投稿においては、スポーツを通した人材育成をテーマに、地域活性化のための提言をさせていただいています。さらに今年の春には、専門学校誘致の有効性等も紙面にて提案させていただきましたが、これにしても、島の子どもたちを島で育てることの意義とともに、地域の活性策ということも念頭においてのことでした。

 今どうして地域活性化が必要なのか、こういった諸々の活動が求められるのか、この度は島の現状に目を向けて書いてみたいと思います。観光立国を目指すとうたわれることも多い宮古島のこと、目に付く観光業の現状を中心に話を進めてみます。
 官民を挙げた誘客キャンペーンや各種イベント、沖縄人気から派生した離島志向の高まり、台湾クルーズ船の運航などといったさまざまの要素もあいまって、平成17年宮古への入域観光客数は40万にも手が届きそうな過去最高の数字をみることができました。この数字に宮古の観光事業が励まされ、島全体の活性化、住民福祉の充実を期待したいところですが、現実は、先行きに不安を感じるような出来事が立て続けに起こりつつあります。 
たとえば、突如航空会社から出された宮古−大阪直行便の運行が終了になるというニュースのほか、台湾クルーズ船の運航の終了、各種イベントを実行するのに必要な島住民経済及び企業経済の弱体化、深刻な島の環境汚染問題など、将来の観光事業に大きな影を落とす要素が突如としてわれわれの前に次々と発生しているのです。  

こういう状況を打開し、地域のさらなる発展をかなえるためには、行政と、そして学校も含めた地域全体が、柔軟な発想で知恵を出し合い協力しあって様々な運動を展開していく事が求められるでしょう。今年に入ってからの数度にわたる投稿において、私は、人材育成という観点から地域の活性化を考えてみましたが、他にも様々な方向・分野からの積極的な動きを期待したいと思います。 。

川満和彦